こんにちは、FXおやじです。
今日の為替を3分でサクッとつかみましょう。先に結論からお伝えすると——ドル円は前週末にかけて161円台後半まで円安が進み、市場では「いつ為替介入が入るか」が強く意識される展開となっています。週明けの本日29日(月)も、その警戒感が続くなかでのスタートです。そして今週は、日本の「日銀短観」、アメリカの「米雇用統計」という大きな経済指標が控えており、相場が大きく動く可能性があると見られています。
「専門用語が多くてよくわからない…」という初心者さんも大丈夫。ひとつずつ、やさしく解説していきますね。
本日の注目ニュース(まずはここだけ)
- ドル円は161円台後半で推移。前週末(26日)の取引ではおよそ161.7円前後で推移しました。25日には一時161.95円まで上昇し、市場では2024年7月以来の円安水準として意識されています。
- 為替介入への警戒が強い状態。市場では、162円台に乗せると政府・日銀が「円買い介入」に動くのではないか、との見方が広がっています。緊急の日米財務相電話会談が行われたとも報じられました。
- 円安の主因は「アメリカの利上げ観測」との見方。新しいFRB議長(ウォーシュ氏)のもとでインフレ警戒が強まり、市場では「年内に利上げがあるかもしれない」との観測が浮上しています。日米の金利差を背景に、ドルが買われ円が売られやすい地合いとされています。
- ユーロドルも下落。ドル全面高の流れを受け、ユーロドルは前週末にかけて一時1.13ドル台前半まで下げました。
- 株は調整ムード。前週末の米国株は下落(ダウ・ナスダックともに小幅安)。市場ではAI・半導体株の過熱が警戒されたと伝えられています。日経平均も26日に大きく下げました。
- 原油は下落。イランと米国が60日間の停戦に合意したと報じられ、原油(WTI)は60ドル台まで低下。インフレ面では円安にややブレーキ要因と見られています。
※「介入」「金利差」など、聞き慣れない言葉は記事の後半でまとめて解説します。
ドル円の動き
今のドル円は、「円安方向に進みたい力」と「介入されるかもという警戒」が綱引きしている状態と見られます。
円安が進んでいる一番の要因として市場で挙げられているのが、日米の金利差です。アメリカではインフレ(物価上昇)がなかなか収まらず、市場では「年内にもう一段の利上げがあるかもしれない」との見方が出ています。金利が高い通貨にはお金が集まりやすいため、ドルが買われ、相対的に円が売られる——これが今の円安の構図とされています。さらに、日本の高市政権の積極的な財政運営も、円が売られやすい材料として意識されているようです。
一方で、上値が一本調子で伸びていないのは為替介入への警戒があるためと見られます。25日に161.95円をつけたあと、162円の手前で上昇が一服する場面も見られました。市場では「162円台に乗せたら当局が動くのでは」との見方があり、買い方も慎重になっている、と指摘されています。
おやじのひとこと:こういう「いつ介入が入るかわからない」相場は、初心者さんが一番ヤケドしやすい場面です。一方向に進んでいたレートが、介入で一気に何円も逆に飛ぶことがあります。今は「無理に飛び乗らない」が安全策だと、おやじは思います。
ユーロドルの動き
ユーロドル(1ユーロ=何ドルか)は、ドルが全面的に強い流れを受けて軟調です。前週末にかけて一時1.13ドル台前半まで下落し、市場では2025年夏につけた安値の節目を下抜けたと意識されています。
要因はシンプルで、「ユーロが弱い」というより「ドルが強い」という見方が中心です。アメリカの利上げ観測がユーロドルにも下押し圧力をかけている、とされています。今週はユーロ圏の消費者物価指数(物価の指標)も発表予定なので、ここも要チェックです。
市場が注目しているポイント
今、市場でとくに意識されているのは、次の3つと言われています。
- 為替介入があるかどうか(162円が一つの目安として意識されています)
- アメリカは本当に利上げするのか(今週の米雇用統計とFRB議長発言がカギと見られています)
- 日銀はいつ追加利上げするのか(7/1の日銀短観で景況感を見極める展開とされています)
特に今週は四半期末・月末でもあり、企業や機関投資家のお金の動き(リバランス)も重なります。市場では普段より値動きが荒くなりやすい一週間との見方が出ています。
本日(6/29)と今週の重要経済指標
「経済指標」とは、各国の景気や物価の状態を数字で表したもの。発表の瞬間に為替が大きく動くことがあるため、初心者さんは時間帯を知っておくだけでも身を守れます。
本日6/29(月) は、大きな米国指標の発表はありません。日本の小売売上高や月例経済報告、ユーロ圏の景況感指数、ECB(欧州中央銀行)フォーラムなどが中心で、市場では比較的おだやかな立ち上がりとの見方もあります。ただし介入警戒は続くとされ、油断は禁物です。
今週の本番はここから👇
| 日付 | 主な指標・イベント | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 6/30(火) | 米・消費者信頼感指数、JOLTS求人/英・GDP改定値 | 月末・四半期末でお金が動きやすいとされる |
| 7/1(水) | 日銀短観(4-6月期)、ユーロ圏CPI、米ADP雇用統計、ウォーシュFRB議長発言、米ISM製造業 | 日銀の利上げ観測に影響しやすいと見られる |
| 7/2(木) | 米・新規失業保険、米雇用統計(6月) | 今週最大の山場と目される |
| 7/3(金) | 米国は独立記念日の振替で休場 | 流動性が低く、急な値動きに注意 |
※米雇用統計について、市場予想では非農業部門雇用者数(NFP)が約13.0万人(前回17.2万人)、失業率4.3%とされています。一部では前回から減少するとの予想も出ています。予想と結果がズレると、ドル円が大きく動きやすいと言われます。
※日銀短観の大企業製造業の業況判断は、市場では「16」(前回17)との予想が伝えられています。一般に、これが弱いと「日銀の利上げは遠のく=円売り」、強いと「利上げ観測=円買い」に振れやすい、と整理されています。
⚠️ 上記の数値はあくまで発表前の市場予想です。実際の結果は当日の公式発表でご確認ください。
FX初心者向けワンポイント解説
今日のニュースに出てきた言葉を、やさしくおさらいします。
- 為替介入(かわせかいにゅう):行きすぎた円安・円高を抑えるため、政府・日銀が市場でドルや円を売買すること。今は「円買い・ドル売り介入」が警戒されています。発動すると数円規模で一気に動くことがあり、初心者には急変リスクが大きい場面です。
- 金利差(きんりさ):国と国の金利の差。金利が高い通貨にお金が集まりやすく、今は「米が高く、日が低い」ため円安が進みやすい状況と言われています。
- 経済指標(けいざいしひょう):景気や物価を数字にしたもの。雇用統計やCPI(物価指数)が代表格。発表時刻の前後は為替が荒れやすいです。
- 米雇用統計(べいこようとうけい):アメリカの「働いている人がどれだけ増えたか」を示す、最重要クラスの指標。毎月発表され、ドル円が大きく動きやすいことで知られます。
おやじの注意点:「指標で大きく動く=チャンス」と思いがちですが、初心者のうちは逆だと感じます。読みが外れると一瞬で大きな損になりかねません。おやじも昔、雇用統計に飛び乗って痛い目にあいました…。最初は「指標発表の前後はポジションを持たない・様子見する」くらいが、ちょうどいい距離感ですよ。
まとめ
今日のポイントをおさらいします。
- ドル円は161円台後半で、市場では2024年7月以来の円安水準として意識。162円接近で介入警戒が強い。
- 円安の主因は米の利上げ観測+日米金利差との見方。ユーロドルもドル高で軟調。
- 株はAI・半導体株の過熱警戒で調整ムード。原油は停戦報道で下落。
- 今週は日銀短観(7/1)と米雇用統計(7/2)が最大の山場と見られる。本日29日は米指標が少なく、市場では静かな立ち上がりとの見方もあるが、介入警戒は継続。
こういう神経質な相場こそ、初心者さんは「大きく勝つ」より「大きく負けない」を最優先に。為替は、生き残ってさえいれば次のチャンスが必ず来ます。焦らず、いきましょう😊
相場が不安なときほど、基本のリスク管理が効いてきます。よかったら「FXの損切り・リスク管理とは?」もあわせて読んでみてください。
FXをこれから始める方は、初心者向けに厳選した「おすすめFX口座まとめ」もぜひ参考にしてください。少額・スマホ完結で始められる会社を中心に、目的別にやさしく比較しています(※口座開設・投資は、ご自身の判断と責任でお願いしますね)。
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参考情報
- Bloomberg
- Reuters
- 日本銀行
- 米労働省(雇用統計)
- Investing.com
- 各FX会社のマーケット情報
※この記事は2026年6月29日時点の情報をもとに作成しています。為替レートや経済指標の予想値は変動します。最新の数値・発表内容は必ず公式情報でご確認ください。FX(外国為替証拠金取引)は為替相場の変動により損失が生じるおそれがあり、レバレッジにより預けた証拠金以上の損失が発生する可能性もあります。本記事は情報提供を目的としたもので、特定の取引を推奨・勧誘するものではありません。投資の最終判断は、ご自身の責任において行ってください(投資は自己責任です)。



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