2026年7月15日朝のFXニュース速報。ドル円は162円台前半で推移。米CPI発表後に一時161円台へ下落したものの反発しました。今夜21時30分の米PPIと円買い介入への警戒ポイントを初心者向けに解説します。
おはようございます。FXおやじです。
2026年7月15日(水)朝のドル円は、162円台前半で推移しています。
昨夜発表された米消費者物価指数(CPI)は市場のインフレ懸念をやや和らげる内容となり、ドル円は一時161円台まで下落しました。しかし、その後はドルが買い戻され、今朝は発表前に近い水準まで戻しています。
今朝の結論
- ドル円は162円台前半で推移
- 米CPI発表後、一時161円63銭付近まで下落
- CPI後のドル売りは長続きせず、162円台へ反発
- 今夜21時30分の米PPIが最大の注目材料
- 円安水準のため、政府・日銀の円買い介入にも注意
※為替レートは2026年7月15日午前7時22分ごろの情報を基にしています。
7月15日朝のドル円相場
今朝のドル円は、1ドル=162円20銭台で取引されています。
昨夜の海外市場では、米CPIの発表を受けてドル売りが強まり、ドル円は一時161円63銭付近まで下落しました。
しかし、その後は中東情勢や原油価格の上昇によるインフレ再燃への警戒感から、ドルが買い戻されています。結果として、今朝は162円台前半まで反発しました。
| 通貨ペア | 今朝の状況 |
|---|---|
| ドル円 | 162円20銭台 |
| ユーロドル | 1.14ドル台 |
| ユーロ円 | 185円台前半 |
ドル円は非常に高い水準にあるため、通常の経済指標だけでなく、政府関係者による円安けん制発言にも反応しやすい状態です。
昨夜の米CPIはどうだった?
7月14日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は、以下の結果となりました。
| 項目 | 6月の結果 | 5月 |
|---|---|---|
| CPI・前月比 | -0.4% | +0.5% |
| CPI・前年比 | +3.5% | +4.2% |
| コアCPI・前年比 | +2.6% | +2.9% |
前月比では物価が低下し、前年比の伸び率も鈍化しました。
市場では「米国のインフレが少し落ち着いたのではないか」と受け止められ、米利上げ観測が後退。発表直後はドル売り・円買いが強まりました。
ただし、中東情勢の緊迫化によって原油価格が上昇しています。エネルギー価格が再び上がれば、今後の物価を押し上げる可能性があるため、CPIだけでインフレが完全に落ち着いたとは判断できません。
なぜドル円は162円台へ戻ったのか
米CPIが弱かったにもかかわらず、ドル円が162円台へ戻った理由は主に次の3つです。
1.原油高によるインフレ再燃への警戒
中東情勢の緊迫化により、原油価格は高い水準で推移しています。
原油価格が上昇すると、輸送費や製造コストを通じて物価が再び上がる可能性があります。そのため、市場では「FRBが簡単には金融引き締め姿勢を弱められない」との見方も残っています。
2.日米の金利差が依然として大きい
米国の金利は日本よりも高く、金利差を背景としたドル買い・円売りが続きやすい状況です。
米CPI発表直後にはドルが売られましたが、ドル円の下落局面では押し目買いも入り、下げ幅を取り戻しました。
3.円を積極的に買う材料が少ない
円安への警戒は強まっていますが、日銀の追加利上げなど、円を継続的に買う明確な材料はまだ限られています。
ただし、政府・日銀による円買い介入への警戒感は高まっているため、162円台から163円方向では急な値動きに注意が必要です。
本日7月15日の注目経済指標
本日もっとも注目されるのは、午後9時30分に発表される米生産者物価指数(PPI)です。
| 日本時間 | 経済指標・イベント | 前回 | 市場予想 |
|---|---|---|---|
| 18:00 | ユーロ圏5月鉱工業生産・前月比 | +0.1% | +0.3% |
| 21:30 | 米6月PPI・前月比 | +1.1% | -0.1% |
| 21:30 | 米6月PPI・前年比 | +6.5% | +6.2% |
| 21:30 | 米6月コアPPI・前月比 | +0.4% | +0.4% |
| 21:30 | 米6月コアPPI・前年比 | +4.9% | +5.2% |
| 21:30 | 米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 5.7 | 8.8 |
| 22:45 | カナダ銀行政策金利 | 2.25% | 2.25% |
※市場予想は発表前に変更される場合があります。
米PPIでドル円はどう動く?
PPIは、企業が商品やサービスを販売する段階の価格変化を示す指標です。将来の消費者物価を考える材料になるため、FRBの金融政策にも影響します。
PPIが予想を上回った場合
企業側の物価上昇圧力が強いと判断され、米利上げ観測が再び強まる可能性があります。
この場合はドルが買われ、ドル円が163円方向を試す展開も考えられます。ただし、円安けん制発言や円買い介入への警戒から、上値が抑えられる可能性もあります。
PPIが予想を下回った場合
昨夜のCPIに続いてインフレ鈍化が意識され、ドル売りが強まる可能性があります。
ドル円が再び162円を割り込み、昨夜の安値である161円60銭台を試す展開には注意が必要です。
予想に近かった場合
中東情勢や原油価格、米金利の動きが材料になりやすくなります。
指標結果だけを見てエントリーするのではなく、発表後にドル円がどちらへ動き、その流れが継続しているかを確認することが大切です。
FX初心者が今日気をつけること
今日は米PPIの発表前後で、ドル円の値動きが急に大きくなる可能性があります。
- 指標発表直前の新規エントリーを控える
- 発表直後の最初の動きに飛び乗らない
- スプレッドの拡大に注意する
- 損切り注文を必ず設定する
- 普段より取引数量を小さくする
- 円買い介入を想定し、買いポジションを持ち過ぎない
私も昔、重要指標の発表直後に動いた方向へ飛び乗り、その直後の反転で何度も損をしました。
経済指標では「予想より良かったから上がる」と単純に決まるわけではありません。すでに市場が織り込んでいる場合や、別の項目が注目される場合もあります。
初心者の方は、発表直後の値動きが落ち着くまで待つことも立派な判断です。
経済指標を見るときの基本はこちらの記事で解説しています。

今後のドル円見通し
ドル円は162円台を維持しており、円安の流れがすぐに終わったとは判断できません。
一方、昨夜のCPIは米国のインフレ鈍化を示しました。今夜のPPIも弱ければ、米利上げ観測がさらに後退し、ドル円の上値が重くなる可能性があります。
上方向では163円付近、下方向では161円60銭台から162円付近が意識されそうです。
ただし、現在は中東情勢、原油価格、米国の金融政策、円買い介入への警戒が重なっています。ひとつの材料だけで方向を決めつけず、複数のシナリオを準備しておきましょう。
まとめ
- 7月15日朝のドル円は162円20銭台
- 米CPI発表後は一時161円63銭付近まで下落
- CPIはインフレ鈍化を示したが、原油高への警戒は残っている
- 今夜21時30分の米PPIに注目
- 162円台では円買い介入や急反落にも注意
今夜はPPI発表後に値動きが大きくなる可能性があります。
相場が動いてから慌てて判断するのではなく、「上がった場合」「下がった場合」の両方を想定し、無理のない取引を心がけてください。
損失を大きくしないための基本は、こちらの記事で確認できます。

少額からFXを始めたい方はこちらも参考にしてください。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の通貨の売買を推奨するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



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