FX初心者だった頃、YouTubeで見つけたナンピン手法を真似して大きな失敗を経験しました。無計画なナンピンの危険性と、現在の計画的なナンピンとの違いを実体験をもとに解説します。
こんにちは、FXおやじです。
今回は、「FXおやじ失敗談④」として、私がFXを始めたばかりの頃に経験したナンピン地獄についてお話しします。
今では計画的なナンピンは一つの手法だと考えていますが、昔の私は全く違いました。
知識も経験もないまま、YouTubeで見つけたトレーダーの手法を真似した結果、何度も大きな損失を出してしまったのです。
この記事では、その失敗談を包み隠さずお伝えします。
同じ失敗をする人が一人でも減れば嬉しいです。
YouTubeで見つけた「すごい人」
FXを始めた頃の私は、毎日のようにYouTubeでFXの動画を見ていました。
「勝てる手法はないかな?」
「簡単に利益を出す方法はないかな?」
そんなことばかり考えていました。
その中で、一人のトレーダーを見つけました。
その人は毎回のように大きな利益を出し、
「この人は本当にすごい!」
と思うようになりました。
その人が得意としていた手法が、ナンピンで利益を膨らませる方法でした。
ナンピンには賛成派と反対派がいる
当時からナンピンについては、
「絶対にやってはいけない」
という人もいれば、
「正しく使えば強力な手法」
という人もいました。
初心者だった私は、どちらが正しいのか判断できません。
そして、
利益を出している人のやり方が正しいと思い込み、その手法をそのまま真似することにしました。
昔の私のナンピン
昔の私のナンピンは、とても単純でした。
最初にエントリーし、
10pips下がればナンピン。
さらに10pips下がれば、もう一度ナンピン。
それを繰り返していただけです。
「そのうち戻るだろう。」
そんな甘い考えでした。
今思えば、これでは手法でも何でもありません。
ただ損失を先送りしていただけでした。
YouTubeで見たロットの増やし方
そのトレーダーは、
最初に1ロットでエントリー。
10pips逆行したら2ロット。
さらに10pips逆行したら4ロット。
というように、ロットを倍々に増やしていました。
相場が戻れば平均取得価格が下がるため、短時間で大きな利益になります。
実際に動画では何度も成功していました。
私は、
「これなら自分でも勝てる。」
と本気で思ってしまったのです。
しかし、その人と私には決定的な違いがありました。
それは資金力です。
資金力の違いを痛感した
そのトレーダーは、十分な資金を持っていました。
そのため、一時的に大きく含み損になっても耐えることができ、相場が戻れば大きな利益を得ていました。
しかし、当時の私は違います。
資金に余裕はなく、ロットだけを真似していたのです。
結果は当然でした。
少し相場が思惑と反対に動いただけで含み損はどんどん膨らみ、精神的にも耐えられなくなります。
「もう少し戻るかもしれない。」
「あと少しだけ耐えよう。」
そんな気持ちでナンピンを繰り返し、気が付けば取り返しのつかない含み損になっていました。
まさにナンピン地獄です。
結局、大きな損切りを何度も繰り返し、資金を減らしてしまいました。
今の私が考えるナンピン
今でもナンピンについては、賛成派・反対派、それぞれに考え方があると思っています。
私は現在、計画性があるナンピンであれば一つの手法だと考えています。

例えば、
「ここでエントリーしないと乗り遅れてしまうかもしれない。」
そんな場面では、最初から小ロットでエントリーすることがあります。
もし、そのまま思い通りに相場が動けば、そのまま利益確定します。
しかし、私のシナリオでは、
「一度下げてから上昇する可能性が高い。」
と考えている場合があります。
そのため、
「ここまで下がったらナンピンする。」
という価格を、エントリーする前に必ず決めています。
さらに、そのナンピンに備えてロット計算も事前に行っています。
昔のように感情でナンピンすることはありません。
むしろ、
「予定していた価格まで下がってくれた方が利益を伸ばせる。」
という考え方です。
もちろん、自分のシナリオが崩れた場合は例外です。
想定していたラインを下抜けたら、迷わず損切りします。
昔のように、
「いつか戻るだろう。」
とは考えません。
ナンピンは手法ではなく、使い方が重要
私は現在、ナンピンそのものが悪いとは思っていません。
問題なのは、
計画のないナンピンです。
含み損に耐えられず、
「早く助かりたい。」
「一気に利益を取り返したい。」
そんな感情だけでナンピンを始めると、失敗する可能性は非常に高くなります。
昔の私が、まさにそうでした。
FXおやじからひと言
昔の私は、
「ナンピンすれば、そのうち助かる。」
そう本気で思っていました。
でも、それは相場が戻ることを願っていただけで、トレードではありませんでした。
今振り返ると、負けるべくして負けていたと思います。
今でもナンピンを使うことはあります。
しかし、それはエントリーする前から、
「どこで追加するのか。」
「どこで損切りするのか。」
「最大で何ロットまで持つのか。」
すべて決めたうえで行っています。
ナンピンは資金管理とシナリオがあって初めて成り立つ手法です。
計画なしに行うナンピンは、資金を失うリスクが非常に高いことを、私は身をもって経験しました。
まとめ
今回の失敗談をまとめると、
・YouTubeで見た手法を、そのまま真似してしまった
・資金力の違いを理解していなかった
・「そのうち戻る」と根拠のないナンピンを繰り返した
・結果として何度も大きな損失を経験した
・現在はシナリオ・ロット・損切りを事前に決めた計画的なナンピンだけを行っている
ナンピンが正しいか間違っているかは、人によって考え方が違うと思います。
ただ一つ言えるのは、
計画のないナンピンだけは絶対におすすめできません。
もし今、昔の私と同じように「助かるかもしれない」と願いながらナンピンを繰り返している方がいたら、一度立ち止まってほしいと思います。
私の失敗談が、皆さんの大切な資金を守るきっかけになれば嬉しいです。
関連記事
FXをこれから始める方は、まずはこちらの記事をご覧ください。

レバレッジについて詳しく知りたい方はこちら。

ロスカットについて詳しく知りたい方はこちら。

FX初心者が知っておきたい経済指標についてはこちら。

FXのスプレッドについて詳しく知りたい方はこちら。

※この記事は、私自身の実体験をもとにした内容です。投資手法を推奨するものではありません。FX取引には価格変動リスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



コメント