【10月1日朝】ドル円157円台、日銀短観は予想下回る|今夜23時の米ISMに注目

おはようございます、FXおやじです。
2026年10月1日(木)、朝9時版の為替ニュースです。

今朝のポイントは、米物価指標で下げたドル円が持ち直したことと、日銀短観が市場予想を下回ったことです。今夜は23時の米ISM製造業景況指数が注目材料になります。

ドル円は午前8時時点で1ドル=157.43円前後。これは9時ちょうどのレートではなく、日銀短観の発表前に確認された水準です。発表後の値動きは、取引画面で改めて確認してください。

前夜のドル円は下落後に持ち直す

9月30日のニューヨーク市場では、米PCE物価指数を受けてドル売りが先行しました。その後は米長期金利の上昇とともにドルが買い戻され、157円台へ持ち直しています。

PCE物価指数は、米国の物価動向を確認する指標です。今回は物価の伸びが予想を下回り、追加利上げへの見方が弱まったことが、最初のドル売りにつながりました。

ただし、その方向が続いたわけではありません。指標の見出しだけで売買を決めると、その後の反転についていけない場合があります。ニュースとあわせて、金利や実際の値動きも確認したいところです。

8時50分の日銀短観はどうだった?

日銀短観は、企業に景気の状況などを尋ねる調査です。今朝発表された大企業の業況判断DIは、次の結果でした。

  • 製造業:24/市場予想25、前回22
  • 非製造業:35/市場予想36、前回37

製造業は前回から改善しましたが、予想には届きませんでした。非製造業も予想を下回っています。「製造業が改善した」という点だけで、円高になると決めつけないことが大切です。

同じ8時50分には、9月17・18日の日銀金融政策決定会合の「主な意見」も公表予定に組まれています。本稿ではその内容を確認できていないため、追加利上げへの姿勢については断定しません。

今夜は21時30分と23時の米指標に注目

主な発表予定は次のとおりです。時刻はすべて日本時間で、朝9時時点では未発表です。

  • 21時30分:米新規失業保険申請件数
    雇用情勢を確認する材料です。
  • 22時45分:米製造業PMI確報値
    速報値からの修正に注目します。
  • 23時:米ISM製造業景況指数
    市場予想55.0、前回54.6。今夜の重要材料です。

ISM製造業景況指数は、米国の製造業の景況感を示します。総合指数だけでなく、雇用や価格に関する項目も、米金利の見通しを考える材料になります。

経済指標の「予想と結果の違い」をどう見ればよいかは、こちらで解説しています。

今日のドル円は二つの方向を考える

ここからは、今朝の材料を踏まえた見方です。どちらか一方向に決めつけず、発表後の反応で判断しましょう。

ドルが買われる場合

米指標が景気の強さを示し、米長期金利も上昇するなら、ドル円の上昇を支える可能性があります。ただし、最初に上がったあとも買いが続くかを確認したいところです。

ドルが売られる場合

米指標が予想を下回り、米長期金利が低下するなら、ドル円の下押し材料になる可能性があります。国内材料で日銀の追加利上げが意識される場合も、円買いに注意が必要です。

「数字が良いから買い、悪いから売り」と機械的に決めず、発表後に相場がどちらへ動き、その動きが続いているかを見ましょう。

初心者は発表直後の飛び乗りに注意

今夜のように指標が続く日は、一度出た方向が次の発表で変わる可能性もあります。初心者の方は、次の3点を意識してください。

  • 注文前に、次の重要指標まで何分あるか確認する。
  • 許容できる損失額と損切り位置を先に決める。
  • スプレッドや値動きが落ち着かない間は、見送る選択もする。

おやじからの一言は、「最初の動きを取れなくても、焦らなくて大丈夫」です。理由を説明できないエントリーを減らすことから始めましょう。

まとめと関連記事

今日は、朝の日銀材料を受けた動きと、夜の米指標を分けて考えたい一日です。前夜の反発が続くかどうかも、米金利と発表後の値動きを見ながら確認しましょう。

明日10月2日(金)21時30分には、米雇用統計も予定されています。持ち越す場合は、明日の発表まで含めてポジション量を考えておきたいですね。

雇用統計で確認したい項目や、発表時の注意点はこちらにまとめています。

損切りや取引数量の考え方を整理したい方は、こちらも参考にしてください。

参考情報

※本記事は情報提供を目的としており、特定の売買や利益を保証するものではありません。為替レートは随時変動し、経済指標の予定・予想値は変更される場合があります。投資の最終判断はご自身で行ってください。

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