こんにちは、FXおやじです。
今日の相場を、初心者さんにもわかるようにサクッとお届けします。難しい言葉はそのつどやさしく解説するので、ニュースを見るのが初めてでも大丈夫ですよ。
きょうのひとことまとめ
ドル円は161円台半ばでジリ高スタート。中東のきな臭さから「有事のドル買い」が出やすい一方、日本側の円買い介入への警戒が上値を抑える——“買いたいけど怖い”の綱引き相場です。今週は木曜の米PCE(物価指標)が最大のヤマ場。
今朝の主要レート(執筆時点のめやす)
| 通貨ペア | 水準のめやす | ひと言メモ |
|---|---|---|
| 米ドル/円 | 161円台半ば | 中東警戒でドルがやや堅調。年初来高値圏を意識 |
| ユーロ/円 | 185円台 | 円全体が底堅く、上値は重め |
| ユーロ/米ドル | 1.14台後半 | ドル高の流れで上値が抑えられる場面も |
| 豪ドル/円 | 113円付近 | 方向感が乏しく、もみ合い |
※レートは執筆時点(22日午前)のおおよその水準です。為替は刻一刻と動くので、取引前に必ずご自身の口座・チャートで最新値をご確認ください。
ちなみに、ここ24時間でいちばん強い通貨は円、いちばん弱いのはスイスフラン、という地合いです。「円が弱い・弱い」と言われがちですが、足元では円が一時的に買われる場面も出ています。
今日のポイント(何が相場を動かしている?)
① 中東情勢で「有事のドル買い」が意識
中東では、米国とイランの協議が続く一方、イスラエルとヒズボラ(レバノン)の衝突を巡って双方が態度を硬化させ、警戒感が広がっています。こういう地政学リスク(戦争や紛争など、世界を不安にさせる出来事)が高まると、為替では「有事のドル買い」が起こりやすくなります。これが今朝のドル円を下支えしている格好です。
📖 有事のドル買いとは?
世界が不安になると、投資家は「いちばん安全そうなお金」に避難しようとします。その代表が米ドル。だから戦争・紛争・大事件などが起きると、ドルが買われて(=ドル高)、ドル円が上がりやすくなる、という値動きのクセです。
② 円買い介入への警戒で、上値は重い
一方で、ドル円が161円台と高い水準にいるため、日本側からは「行き過ぎた円安はけん制するよ」というメッセージが出ています。財務相は、投機的な(短期で値を大きく動かそうとする)動きには断固として対応する姿勢を示し、日銀の副総裁からも政策に関する発言が続きました。こうした円買い介入への警戒が、ドル円の上値を抑える要因になっています。
📖 為替介入とは?
通貨が行き過ぎて動いたとき、国(政府・日銀)が大きな金額で売り買いして、水準を調整することです。円安が急すぎるときは「円買い・ドル売り」を行うことがあり、これを円買い介入といいます。実施されると、ドル円が一気に下がる(円高に振れる)ことがあるので、高値圏では“介入警戒”が意識されます。
③ 先週の余韻|日銀利上げ&FOMCタカ派でドル高・円安
先週は大きなイベントが続きました。日銀は政策金利を引き上げ(約31年ぶりの水準)ましたが、次の利上げ時期には踏み込まなかったため、市場は「ハト派的な利上げ」と受け止め、円が売られやすくなりました。さらに米国のFOMC(金融政策を決める会合)は金利を据え置きつつ、インフレ見通しを引き上げてタカ派的な内容に。結果、ドル円は2024年7月以来の高値となる161円台後半まで上昇し、年初来高値を更新しました。今週はその余韻が残る形でのスタートです。
📖 「タカ派」「ハト派」って?
ざっくり言うと、タカ派=金利を上げたい・引き締めたい姿勢(その通貨が買われやすい)、ハト派=金利を上げたくない・緩めたい姿勢(その通貨が売られやすい)です。中央銀行のスタンスがどちらかで、為替の方向が変わりやすくなります。
今週の注目スケジュール
「いつ相場が動きやすいか」を知っておくと、心の準備ができます。今週のメインはこちら👇
| 日付 | イベント | なぜ注目? |
|---|---|---|
| 6/24(水) | 植田日銀総裁の発言 | 今後の利上げに関するヒントが出るか。円相場が反応しやすい |
| 6/25(木) | 米PCEデフレーター/米GDP(確定値) | FRBが最重視する物価指標。上振れならドル買いが強まる可能性 |
| 6/26(金) | 東京都区部CPI(消費者物価指数) | 日本の物価動向を映す。日銀の次の一手を占う材料に |
📖 PCEデフレーターとは?
アメリカの物価の動きを示す指標のひとつで、FRB(米国の中央銀行)が金融政策を決めるときにいちばん重視している物価のものさしです。これが想定より高いと「インフレがしつこい=金利を高く保つかも」となり、ドルが買われやすくなります。木曜はここが今週最大のヤマ場です。
おやじのひとこと|こういう日こそ“守り”を固めよう
今日のように「上にも下にも振れる材料がある」相場は、初心者さんにとっては正直むずかしい場面です。とくに介入が警戒されている高値圏は、一瞬で大きく動く(=急に円高に振れる)ことがあるので、いつも以上に慎重にいきたいところ。
私も昔、こういう日に「まだ上がるはず」と粘って、急な反転で痛い目にあいました。だからこそ、伝えたいのはこの3つです。
- 損切りラインを先に決めておく(「ここまで来たら切る」を、エントリー前に)
- 1回の損失は資金の1〜2%までに抑える
- 無理なときは「休む」のも立派な選択。わからない相場で勝負しない
相場は逃げません。あせらず、“生き残ること”を最優先にいきましょうね😊
※本記事は、執筆時点(2026年6月22日午前)の公開情報をもとに、初心者向けにやさしく要約したものです。レートや状況は刻一刻と変化します。記載の水準・見通しは将来を保証するものではありません。FX(外国為替証拠金取引)は、為替相場の変動により損失が生じるおそれがあり、レバレッジにより預けた証拠金以上の損失が発生する可能性もあります。本記事は特定の取引を推奨・勧誘するものではなく、投資の最終判断は、ご自身の責任において行ってください(投資は自己責任です)。



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