おはようございます、FXおやじです。
2026年7月14日(火)朝のドル円は、162円台前半から半ばで推移しています。
昨日のドル円は約0.5%上昇し、ニューヨーク市場の終盤には162円48銭前後まで上値を伸ばしました。
本日は、今夜21時30分に発表される米国の消費者物価指数(CPI)が最大の注目材料です。
発表前後はドル円が大きく動く可能性があるため、FX初心者の方は無理にエントリーせず、いつも以上に慎重に相場を見ることが大切です。
7月14日朝の為替市場を簡単に確認
7月14日朝の主な状況は、次のとおりです。
・ドル円は162円台前半から半ばで推移
・中東情勢の緊迫化を受けてドルが買われている
・原油価格の上昇により、米国のインフレ再加速が警戒されている
・ドル円は約40年ぶりの高値圏に接近
・今夜の米CPI発表を前に値動きが大きくなる可能性がある
ドル円は高い水準にありますが、「ここまで上がったから、すぐ下がる」と決めつけることはできません。
一方で、163円台へ近づくほど日本政府・日銀による円買い介入への警戒も強まりやすくなります。
上昇だけでなく、突然の急落にも注意が必要な場面です。
ドル円が162円台まで上昇した理由
今回のドル円上昇には、主に3つの理由があります。
1.中東情勢の緊迫化によるドル買い
米国とイランをめぐる緊張が再び高まり、安全資産としてドルを買う動きが強まりました。
一般的には、世界情勢が不安定になると円が買われる場合もあります。しかし今回は、原油価格の上昇や米国のインフレ懸念も重なり、ドル買いの影響が強く表れています。
2.原油価格の上昇
中東情勢への警戒から、原油価格が大きく上昇しました。
原油価格が上がると、輸送費や製造コストなどが上昇し、物価が再び高くなる可能性があります。
米国のインフレが高止まりすれば、FRBが利下げしにくくなったり、金利を高い状態で維持したりするとの見方が強まります。
米国の金利が高い状態が続くとの見方は、ドル買いにつながりやすい材料です。
3.円を積極的に買いにくい状況
日本の公的年金の運用方針がすぐに変更される可能性は低いとの見方も、円売り材料になりました。
また、原油を輸入に頼る日本では、原油高が貿易収支や国内物価に与える影響も意識されます。
こうした複数の材料が重なり、ドル円は162円台まで上昇しました。
本日7月14日の重要な経済指標
本日の主な予定は次のとおりです。時刻はすべて日本時間です。
13時30分|日本の経済指標
・5月設備稼働率
・5月鉱工業生産・確報値
ドル円への影響は米CPIほど大きくないと考えられますが、予想から大きく外れた場合は円相場が反応する可能性があります。
21時30分|米国6月消費者物価指数(CPI)
本日もっとも重要な経済指標です。
主な市場予想は次のとおりです。
・CPI 前月比:前回0.5%、予想マイナス0.1%
・CPI 前年同月比:前回4.2%、予想3.8%
・コアCPI 前月比:前回0.2%、予想0.2%
・コアCPI 前年同月比:前回2.9%、予想2.8%
コアCPIとは、価格変動の大きい食品とエネルギーを除いた物価指数です。
市場予想より高い結果なら、米国の金利が高い状態が続くとの見方から、ドルが買われる可能性があります。
反対に、市場予想より低い結果なら、インフレ鈍化が意識されてドルが売られる可能性があります。
ただし、発表直後は一方向に動いたあと、急反転することもあります。数字だけを見て飛び乗るのは危険です。
23時00分|ウォーシュFRB議長の発言
米CPI発表後には、ウォーシュFRB議長の発言も予定されています。
今後の金利やインフレについてどのような見解を示すかが注目されます。
CPI発表後に相場が落ち着いたように見えても、議長発言をきっかけに再び大きく動く可能性があるため注意しましょう。
ドル円は163円台へ上昇するのか
現在のドル円は、163円台が視野に入る高い水準です。
今夜の米CPIが市場予想を上回り、FRB議長もインフレを警戒する発言をした場合は、ドル買いが強まり、163円台を試す可能性があります。
一方、米CPIが市場予想を下回れば、ドル円が162円を割り込んで下落する展開も考えられます。
さらに、163円台に近づくほど、日本政府・日銀による為替介入への警戒が強まります。
相場の方向を決めつけず、次の2つのシナリオを考えておきましょう。
・CPIが強い場合:ドル買いが進み、163円台を試す可能性
・CPIが弱い場合:ドル売りが強まり、162円割れを試す可能性
どちらへ動いても対応できるように、事前に損切り位置を決めておくことが大切です。
FX初心者が本日気をつけること
本日は重要指標があるため、普段よりもリスクを抑えた取引を心がけましょう。
発表直前のエントリーを避ける
米CPI発表直前は、スプレッドが広がったり、注文が希望した価格で成立しにくくなったりすることがあります。
「大きく動きそうだから利益を狙いたい」と思うかもしれませんが、予想と反対に動けば大きな損失につながります。
初心者のうちは、発表前にポジションを持たず、値動きを観察するだけでも十分です。
レバレッジを高くしすぎない
値動きが大きい日に高いレバレッジで取引すると、わずかな逆行でも損失が急速に膨らみます。
取引する場合は、いつもより取引数量を小さくし、損失を限定できる範囲に抑えましょう。
162円台だからと安易に売らない
ドル円が高い水準にあるからといって、すぐに下がるとは限りません。
「さすがに上がりすぎだろう」という感覚だけで売ると、さらに上昇した場合に損失が広がります。
売買する場合は、ローソク足や直近の高値・安値を確認し、自分なりの根拠を持つことが重要です。
おやじのひとこと
重要指標の日は、「当てること」より「大きく負けないこと」が大切です。
おやじも昔は、経済指標で大きく動くと聞くと、利益を取るチャンスだと思っていました。
しかし、発表直後の相場は予想以上に速く、一度上がってから急落することもあります。
無理に参加しないことも、立派なリスク管理です。
相場は今日だけで終わりません。動きが落ち着いてから、方向を確認して取引しても遅くはありません。
まとめ
2026年7月14日朝のドル円は、中東情勢の緊迫化や原油価格の上昇を背景に、162円台前半から半ばで推移しています。
本日の注目ポイントは次の3つです。
・ドル円は約40年ぶりの高値圏に接近
・21時30分に米国6月CPIが発表される
・23時にはウォーシュFRB議長の発言が予定されている
今夜は、ドル円が163円台へ上昇する可能性と、米CPIの結果を受けて急落する可能性の両方があります。
初心者の方は無理に方向を予想せず、取引数量を抑え、損切りを決めてから取引しましょう。
チャンスを逃すことより、大きな損失を避けることのほうが大切です。
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※本記事は2026年7月14日朝時点の市場情報を基に作成しています。為替相場は経済指標や要人発言、国際情勢によって急変する場合があります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。



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