2026年8月3日のドル円は一時155円台まで下落したあと、156円前半で推移。先週の日米共同介入の影響や追加介入への警戒、今夜の米ISM製造業景況指数、初心者が注意したいポイントを解説します。
こんにちは、FXおやじです。
2026年8月3日(月)のドル円は、一時1ドル=155円台まで下落したあと、現在は156円前半で推移しています。
朝から円買いが強まり、先週つけた163円台後半から見ると、短期間で7円以上も円高方向へ動きました。
一時は「追加の為替介入が入ったのではないか」との見方も出ましたが、現時点では、本日新たな介入が実施されたことを示す正式発表は確認されていません。
先週の日米共同介入の影響が続いていることに加え、追加介入への警戒や損切りを巻き込んだ円買いが、今回の下落を大きくした可能性があります。
現在は急落時より落ち着いていますが、介入への警戒が消えたわけではありません。今日は値ごろ感だけで売買しないことが大切です。
8月3日のドル円は一時155円台まで下落
- 現在のドル円:156円前半
- 本日の安値:一時155円台
- 先週の高値:163円台後半
- 主な材料:先週の日米共同介入と追加介入への警戒
- 今夜の注目:米国7月ISM製造業景況指数
※為替レートは2026年8月3日午前の確認水準です。短時間で変動する可能性があるため、取引前には必ず利用しているFX会社の最新レートをご確認ください。
今回の下落は追加介入だったのか
ドル円が短時間で155円台まで下落したため、市場では追加介入を警戒する動きが強まりました。
ただし、急激な円高が起きたからといって、必ずしも新たな介入が行われたとは限りません。
今回の下落には、次のような要因が重なった可能性があります。
- 先週実施された日米共同介入の影響
- 日本と米国が追加対応に前向きな姿勢を示したこと
- 円売りポジションの損切り
- 原油価格の下落によるドル売り
- 156円や155円など節目の価格を割り込んだことによる売りの加速
先週の日米共同介入については、日本の財務省と米国側の双方が実施を認めています。
米国のベッセント財務長官も、円相場が再び秩序を欠いた動きになれば、追加の共同介入をためらわない姿勢を示しました。
そのため、今回は新たな介入が確認されていなくても、市場参加者が追加介入を警戒して円を買った可能性があります。
急落後に156円前半まで戻した理由
一時155円台まで下落したドル円は、その後156円前半まで戻しました。
急落後には、短期的にドルを売っていた投資家の利益確定や、値ごろ感からの買い戻しが入りやすくなります。
また、追加介入が正式に確認されていないことも、いったんドルを買い戻す材料になったと考えられます。
ただし、156円台へ戻したからといって、円高の流れが完全に終わったとは判断できません。
反対に、一時155円台をつけたからといって、このまま一方向に下落し続けるとも限りません。
介入が意識される相場では、急落と急反発の両方が起こることを前提にした方が安全です。
今夜は米ISM製造業景況指数に注目
本日8月3日は、米国の重要な経済指標が発表されます。
22時45分:米国7月製造業PMI・改定値
- 市場予想:53.8
- 前回:53.8
23時00分:米国7月ISM製造業景況指数
- 市場予想:53.9
- 前回:53.3
23時00分:米国6月建設支出
- 市場予想:前月比0.2%
- 前回:前月比0.1%
最も注目されるのは、23時発表の米ISM製造業景況指数です。
市場予想を上回ればドルが買い戻される可能性があります。一方、予想を下回れば米景気への警戒から、再びドル売りが強まる可能性があります。
ただし本日は、経済指標だけでなく、介入に関する政府関係者の発言や速報にも注意が必要です。
初心者が今夜注意したいこと
相場が落ち着いて見えると、「今なら入っても大丈夫」と考えやすくなります。
しかし、今回のような介入が意識される相場では、落ち着いたあとに再び大きく動くことがあります。
- 155円台まで下がったことだけを理由に買わない
- 円高が続くと決めつけて安値を追いかけて売らない
- 損切りを入れずにポジションを持たない
- 普段より大きなロットを使わない
- 介入の噂だけで売買しない
- 23時の米経済指標直前に無理なエントリーをしない
私も昔は、急落したあと少し戻した場面を見ると、「底を打ったのではないか」と考えて買ってしまうことがありました。
しかし、最初の反発が本格的な上昇につながるとは限りません。反発後にもう一度安値を試すこともあります。
相場が落ち着いたことと、安全に取引できることは同じではありません。
これからのドル円で見るポイント
上方向では、156円後半から157円台へ戻せるかが注目されます。
ただし、上昇の勢いが強くなれば、再び追加介入への警戒が高まり、突然円高方向へ動く可能性があります。
下方向では、再び156円を割り込み、155円台へ入ったときの値動きに注意が必要です。
安値を更新しても円買いが続かなければ、短期的な買い戻しが強まる可能性があります。反対に、155円台で下落が加速する場合は、損切りを巻き込んで値幅が広がる可能性があります。
今日は次の3点を確認しましょう。
- 156円を挟んだ値動き
- 介入に関する日米当局者の発言
- 23時の米ISM製造業景況指数
まとめ
- 8月3日のドル円は一時155円台まで下落
- 現在は156円前半まで戻り、急落時より落ち着いている
- 本日、新たな介入が実施されたとの正式発表は現時点で確認されていない
- 先週の日米共同介入と追加介入への警戒が円買い材料
- 今夜23時に米ISM製造業景況指数が発表される
- 急落後の飛び乗り売買は避け、ロットを抑える
ドル円は落ち着きを取り戻しつつありますが、介入に対する警戒は続いています。
今は方向を急いで決めるより、156円付近で値動きが安定するのかを確認する場面です。
分からないときは見送る。値動きが大きかった日のあとは、特にこの判断を大切にしましょう。
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※本記事は情報提供を目的としており、特定の通貨や取引方法を推奨するものではありません。FXには元本を失うリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。



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