2026年7月31日のドル円は159円台後半で推移。海外市場では円買い介入とみられる動きから一時157円台まで急落しました。本日の日銀金融政策決定会合や植田総裁会見、米経済指標の注目点を初心者向けに解説します。
おはようございます、FXおやじです。
2026年7月31日(金)朝のドル円は、1ドル=159円台後半で推移しています。
昨日の海外市場では、ドル円が163円前後から一気に下落し、一時157.98円をつけました。
日本政府による円買い・ドル売り介入が実施されたとの報道が出ており、米国当局も為替レートの確認を行ったと伝えられています。ただし、財務省による正式な介入実績の確認には時間がかかるため、現時点では報道や市場関係者の情報に基づく判断となります。
本日は日銀金融政策決定会合も控えており、通常以上に値動きが荒くなる可能性があります。
今朝のドル円相場
- 今朝のドル円:159円台後半
- 海外市場の安値:157.98円前後
- 急落前の水準:162円台後半
- 主な材料:円買い介入との報道、米ドル売り、日銀会合への警戒
短時間で4円を超える値動きが発生したため、現在のドル円は非常に不安定です。
157円台まで急落した後は159円台へ戻していますが、介入後の買い戻しだけを見て「再び円安に戻った」と判断するのはまだ早いでしょう。
ドル円が急落した理由
円買い介入とみられる大口の売買
最大の材料は、日本政府による円買い・ドル売り介入とみられる動きです。
ドル円は162円台後半から158円割れまで急落しました。通常の経済指標だけでは説明しにくい速さと値幅だったため、市場では早い段階から為替介入が強く疑われていました。
報道では、日本側がニューヨーク市場で円買い介入を行い、米国当局も為替レートの確認に動いたとされています。
米財務長官からも、円が大幅に割安に見えるとの趣旨の発言が伝えられました。今回は日本だけでなく、米国側の姿勢も意識されている点が重要です。
FOMC後のドル売りも重なった
今回の下落は、介入とみられる動きだけが原因ではありません。
米連邦公開市場委員会(FOMC)後からドル売りが優勢となり、米国のGDPが市場予想を下回ったこともドルの重しになりました。
すでにドル円が下がり始めていたところへ大規模な円買いが加わり、下落が一気に加速したと考えられます。
経済指標が為替相場に与える影響については、こちらの記事で詳しく解説しています。

今朝発表された日本の経済指標
本日8時30分から8時50分にかけて、日本の重要指標が発表されました。
- 東京消費者物価指数・コア前年比:1.9%(予想1.8%、前回1.6%)
- 完全失業率:2.5%(予想2.5%、前回2.5%)
- 有効求人倍率:1.18倍(予想1.17倍、前回1.17倍)
- 鉱工業生産・前月比:1.3%(予想0.9%、前回0.1%)
- 鉱工業生産・前年比:4.2%(予想3.1%、前回マイナス2.1%)
東京のコア消費者物価指数と鉱工業生産は市場予想を上回りました。
日本の物価や景気が予想以上に強いと判断されれば、日銀の追加利上げ観測につながり、円買い材料になる可能性があります。
本日の最重要イベントは日銀金融政策決定会合
本日は、日銀金融政策決定会合の結果が昼前後に発表される予定です。
市場では、政策金利を1.0%に据え置くとの見方が中心です。しかし、金利を据え置いた場合でも相場が動かないとは限りません。
今回は展望レポートも公表されるため、次の点が注目されます。
- 経済成長率の見通し
- 物価見通しの修正内容
- 今後の追加利上げに対する日銀の姿勢
- 急激な円安や輸入物価への見解
さらに、15時30分から植田日銀総裁の記者会見が予定されています。
追加利上げに前向きな発言が出れば円買いが強まりやすく、慎重な姿勢が示されればドル円が反発する可能性があります。
今夜の米国経済指標
- 21時30分:米国・雇用コスト指数
- 22時45分:米国・シカゴ購買部協会景気指数
- 23時00分:米国・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
日中は日銀関連、夜は米国の経済指標が材料になります。
月末でもあるため、通常の売買だけでなく、企業や機関投資家によるポジション調整で値動きが大きくなる可能性にも注意が必要です。
初心者が今日気をつけたいこと
今日は「急落したから買う」「戻ったから売る」という判断だけで入らないことが大切です。
為替介入が行われた直後は、数分で1円以上動くことがあります。戻りも速いため、方向が合っていても大きな損失になる可能性があります。
- 日銀会合の発表前後は無理に入らない
- 植田総裁の会見中は値動きが落ち着くまで待つ
- 損切り注文を必ず設定する
- 普段より取引数量を小さくする
- 急落後の値ごろ感だけで買わない
証拠金に余裕がない状態で取引すると、急変時に強制ロスカットされる危険があります。
ロスカットの仕組みが不安な方は、取引前にこちらも確認してください。

今日のドル円の見通し
本日のドル円は、日銀会合と介入警戒を背景に、上下どちらにも大きく動く可能性があります。
円高が進むケース
日銀が追加利上げに前向きな姿勢を示した場合や、再び大規模な円買いが入った場合は、159円を割り込み、158円台から157円台を試す可能性があります。
ドル円が反発するケース
日銀が今後の利上げに慎重な姿勢を示した場合や、介入後のドル買い戻しが続いた場合は、160円台を回復する可能性があります。
ただし、160円台では再介入への警戒が強まりやすく、以前のように一方向へ円安が進むとは限りません。
まとめ
2026年7月31日朝のドル円は、159円台後半で推移しています。
昨日の海外市場では、円買い介入とみられる動きによって一時157.98円まで急落しました。今朝は159円台へ戻していますが、相場の不安定な状態は続いています。
本日は日銀金融政策決定会合、展望レポート、15時30分からの植田総裁会見が最大の注目材料です。
FXおやじとしては、今日は利益を取りに行くことより、大きな値動きに巻き込まれないことを優先します。
動いた後から慌てて追いかける必要はありません。方向と値動きが落ち着くまで待つことも、立派なトレード判断です。
FXを始めたばかりの方は、取引の基本をこちらの記事から確認できます。

少額から取引を始める方法はこちらです。

※本記事は2026年7月31日朝時点の情報を基に作成しています。為替相場や経済指標の予定は変更される場合があります。FXには元本割れのリスクがあるため、最終的な投資判断はご自身で行ってください。


コメント