2026年8月10日9時30分時点のドル円は157円台後半で推移。弱い米雇用統計後のドル買い戻し、日本の国際収支、介入警戒、本日の注目材料を初心者向けに解説します。
おはようございます、FXおやじです。
2026年8月10日(月)午前9時30分時点のドル円は、1ドル=157円台後半で推移しています。
先週末の米雇用統計を受けて一時156円台まで円高が進みましたが、週明けの東京市場ではドルの買い戻しも入り、157円台後半まで持ち直しています。
ただし、雇用統計後のドル売りが完全に終わったとは判断できません。今朝は上昇だけを見て追いかけず、158円台を安定して回復できるかを確認したい場面です。
8月10日9時30分現在のドル円
- 現在値:157円台後半
- 先週末の安値:156円台後半
- 上値の目安:158円00銭~158円50銭付近
- 下値の目安:157円10銭~156円60銭付近
先週7日のドル円は、米国の7月雇用統計が市場予想を大きく下回ったことで、156円63銭前後まで急落しました。
その後は急落の反動によるドルの買い戻しが入り、今朝は157円台後半まで戻しています。ただし、158円台では戻り売りも出やすく、方向感を探る展開になっています。
ドル円が157円台後半まで戻した理由
1.米雇用統計後のドル売りが一服
米7月雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想に反して減少しました。この結果を受けて、米国の追加利上げ観測が後退し、発表直後はドルが大きく売られました。
しかし、短時間で大きく下落したため、週明けは利益確定や持ち高調整によるドルの買い戻しが入っています。
2.日本の国際収支が予想を下回った
午前8時50分に発表された日本の6月国際収支では、貿易収支が1,352億円の赤字となり、市場予想の702億円の赤字を下回りました。
季節調整前の経常収支も923億円の赤字となりました。日本の収支悪化は円にとって弱い材料になりやすいものの、発表後のドル円は今のところ限定的な反応にとどまっています。
3.円買い介入への警戒が残っている
ドル円は7月に163円99銭まで上昇した後、日米による協調的な円買い介入を受けて大きく下落しました。
投機筋の円売り越しも大幅に減少しており、市場参加者は以前より慎重になっています。そのため、ドル円が再び上昇しても、158円台から上では介入を警戒した売りが出やすくなりそうです。
本日これからの注目材料
14時:日本の7月景気ウオッチャー調査
- 現状判断DI:予想44.5、前回44.0
- 先行き判断DI:予想46.0、前回45.7
市場予想を大きく下回った場合は、日本景気への警戒から円が売られる可能性があります。一方、予想を上回れば円買い材料になる可能性があります。
本日は米国の主要な経済指標が予定されていないため、午後以降は米金利、原油価格、中東情勢、為替介入への警戒感が相場を動かす材料になりそうです。
初心者が気をつけたいこと
今朝のドル円は、先週末に急落した後の戻り局面です。
このような場面では、157円台後半まで戻したからといって、すぐに上昇トレンドへ戻ったとは限りません。158円を超えた直後にドルを買うと、戻り売りに巻き込まれる可能性があります。
「上がったから買う」のではなく、158円台を維持できるのか、それとも157円前半へ押し戻されるのかを確認してから判断しましょう。
また、介入後は数十銭から1円単位で急に動くことがあります。取引する場合は、損切り位置を先に決め、普段より取引数量を抑えることも大切です。
今後のドル円見通し
目先は157円10銭から158円50銭付近の値動きを想定します。
158円台を明確に回復して維持できれば、158円50銭付近を試す可能性があります。一方、157円10銭を割り込むと、先週末の安値である156円60銭台が再び意識されそうです。
今週最大の注目材料は、12日(水)午後9時30分に発表される米7月消費者物価指数(CPI)です。それまでは、157円台を中心に方向感が定まりにくい相場になる可能性があります。
まとめ
- 9時30分時点のドル円は157円台後半
- 弱い米雇用統計後のドル買い戻しが入っている
- 日本の6月貿易収支は予想以上の赤字
- 本日14時に日本の景気ウオッチャー調査
- 158円台では戻り売りと介入警戒に注意
- 今週は12日の米CPIが最大の注目材料
先週末の急落後だけに、今朝は焦って方向を決めつけないことが大切です。
FXおやじとしては、157円台後半から158円台での値動きを確認し、相場が落ち着いてから判断したいと思います。
経済指標でドル円が動く仕組みを、初心者向けに解説しています。

相場が急変したときの損失管理については、こちらの記事も参考にしてください。

※本記事は2026年8月10日午前9時30分時点の情報を基に作成しています。為替相場は短時間で大きく変動する場合があります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



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