2026年8月6日朝のドル円は157円台後半で推移。前日の米雇用・景況感指標、日米協調介入への警戒、本日21時30分の米新規失業保険申請件数など、初心者向けに今日の注目点を解説します。
おはようございます、FXおやじです。
2026年8月6日(木)朝9時前後のドル円は、1ドル=157円60銭台で推移しています。
前日のニューヨーク市場では、米国の雇用・景況感に関する指標が市場予想を下回り、ドル円は一時157円31銭付近まで下落しました。ただ、その後は買い戻され、157円台後半まで戻して取引を終えています。
今朝は大きな方向感が出ておらず、明日発表される米雇用統計を前に、積極的な売買を控える雰囲気が強まっています。
今朝のポイント
- ドル円は157円60銭台で推移
- 前日の値動きは157円31銭前後から157円80銭前後
- 米ADP雇用統計とISM非製造業指数は市場予想を下回った
- 日米による為替介入への警戒は継続
- 本日21時30分の米新規失業保険申請件数に注目
- 明日8月7日は米雇用統計を予定
ドル円は157円台後半で方向感を探る展開
今朝のドル円は157円台後半を中心に、比較的小幅な値動きとなっています。
先週から週明けにかけての日米協調による円買い介入を受け、ドル円は一時163円台から155円台まで急落しました。その後は157円台まで戻していますが、介入前のように高値を追いかける動きは弱まっています。
現在は、ドルを買う材料と円を買う材料が混在している状態です。
- 米国の金利が高止まりすれば、ドルが買われやすい
- 米景気や雇用の減速が意識されれば、ドルが売られやすい
- ドル円が再び大きく上昇すれば、追加介入への警戒が強まる
- 明日の米雇用統計を前に、売買が手控えられやすい
このため、本日は157円台を中心に、方向感の出にくい相場になる可能性があります。
前日の米経済指標は市場予想を下回る
前日に発表された米7月ADP雇用統計は、前月比4万4,000人増となり、市場予想の6万5,000人増を下回りました。
さらに、米7月ISM非製造業景況指数も54.1となり、市場予想の54.5を下回っています。
ISM非製造業景況指数は、米国のサービス業の景況感を示す指標です。一般的には50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気縮小の目安とされています。
今回も50は上回っているため、米国のサービス業が直ちに悪化したわけではありません。しかし、雇用関連指標と景況感指標がそろって予想を下回ったことで、米国経済の勢いが弱まり始めているとの見方が意識されました。
経済指標の基本的な見方を確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

為替介入への警戒はまだ終わっていない
ドル円は介入後の安値から戻していますが、為替介入への警戒がなくなったわけではありません。
再び円安が急速に進んだ場合や、短時間で数円動くような一方向の値動きになった場合には、追加の円買い介入が意識される可能性があります。
為替介入が入ると、ドル円が数分で大きく下落することもあります。損切り注文を入れずに高いレバレッジで取引していると、想定以上の損失につながるため注意が必要です。
FXおやじの注意点
「介入後に戻しているから、もう大丈夫」と決めつけるのは危険です。現在のドル円は、通常時よりも突然大きく動く可能性があります。高値を追いかけず、取引量を抑え、必ず損切り位置を決めてからエントリーしましょう。
ロスカットと資金管理については、こちらで詳しく解説しています。

本日8月6日の注目経済指標
| 日本時間 | 国・地域 | 経済指標 | 前回 | 予想 |
|---|---|---|---|---|
| 10:30 | 豪州 | 6月貿易収支 | -30.18億豪ドル | -10.80億豪ドル |
| 15:00 | ドイツ | 6月製造業新規受注(前月比) | 1.9% | 0.5% |
| 18:00 | ユーロ圏 | 6月小売売上高(前月比) | 0.2% | 0.1% |
| 21:30 | 米国 | 前週分新規失業保険申請件数 | 19.7万件 | 20.5万件 |
| 21:30 | 米国 | 前週分失業保険継続受給者数 | 178.2万人 | 179.0万人 |
| 21:30 | 米国 | 4-6月期非農業部門労働生産性・速報値 | 0.3% | 0.6% |
| 21:30 | 米国 | 4-6月期単位労働コスト・速報値 | 1.8% | 2.1% |
本日のドル円で特に注目したいのは、21時30分の米新規失業保険申請件数です。
申請件数が予想より多ければ、米国の雇用環境に対する不安が強まり、ドルが売られる可能性があります。反対に、予想より少なければ、米雇用の底堅さが意識され、ドルが買われる可能性があります。
ただし、明日8月7日には、さらに重要度の高い米雇用統計が予定されています。本日の指標だけで相場の方向が決まるとは限りません。
今日のドル円で考えられるシナリオ
158円台を試す場合
米金利が上昇した場合や、株式市場でリスクを取る動きが強まった場合には、ドル円が158円台を試す可能性があります。
ただし、158円前後には200日移動平均線が位置しており、上値を抑えられやすい水準です。また、円安が加速すると追加介入への警戒も強まります。
157円を割り込む場合
米雇用関連指標が予想を下回った場合や、中東情勢などを受けて安全資産として円が買われた場合には、157円を割り込む可能性があります。
157円を明確に割り込んだ場合は、介入後の安値圏である155円台が再び意識される展開も考えられます。
157円台でもみ合う場合
明日の米雇用統計を控えているため、157円台の範囲内でもみ合う可能性も十分にあります。
動きが小さいからといって、根拠のないエントリーを繰り返す必要はありません。方向感が出ない時間帯は、取引を見送ることも立派なリスク管理です。
初心者が今日気をつけたいこと
- 157円台後半から慌ててドルを買わない
- 追加の為替介入を警戒する
- 21時30分の米経済指標前後はスプレッドの拡大に注意する
- 損切り注文を入れずにポジションを持たない
- 明日の米雇用統計を見据えて取引量を抑える
最近のドル円は、短時間で数円動く場面が増えています。初心者の方は、利益を急ぐよりも、まず相場から退場しないことを優先してください。
少額取引なら、値動きを経験しながら損失を抑えやすくなります。

まとめ
2026年8月6日朝9時前後のドル円は、157円60銭台で推移しています。
前日の米ADP雇用統計とISM非製造業景況指数は市場予想を下回りましたが、ドル円は157円台後半まで買い戻されました。
本日は21時30分の米新規失業保険申請件数が注目されます。ただし、明日には米雇用統計を控えており、大きな方向感が出にくい可能性もあります。
相場が動かないからといって、無理にポジションを持つ必要はありません。
為替介入への警戒が続く現在は、取引量を抑え、損切り位置を決めたうえで慎重に対応しましょう。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の通貨や売買を推奨するものではありません。FX取引には元本を失うリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



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