おはようございます、FXおやじです。
2026年8月27日(木)朝9時前後のドル円は、1ドル=159円台前半で推移しています。
前日の米国市場では、米7月個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を上回ったことを受け、米国の利上げ観測がやや強まりました。これがドル買いにつながり、ドル円は一時159円44銭前後まで上昇しています。
ただし、日銀による追加利上げ観測や為替介入への警戒も残っているため、ドル円は一方向に上昇する展開にはなっていません。
8月27日朝のドル円は159円台前半
今朝のドル円は159円20銭台を中心に、比較的狭い範囲で推移しています。
本日の主なポイントは、次の3つです。
- 米物価指標を受けたドル買い
- 日銀の追加利上げ観測による円買い
- 氷見野日銀副総裁の発言を待つ動き
米国と日本の金融政策をめぐる思惑がぶつかっており、現在は明確な方向感が出にくい状態です。
ドル円が159円台を維持している理由
米国の物価上昇がドルを支える
米国で発表された7月のPCE物価指数は、前年同月比で3.7%上昇しました。市場予想の3.6%をやや上回り、インフレの根強さが意識されています。
PCE物価指数とは、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を判断する際に重視する物価指標です。
物価上昇が続くと、FRBが金利を高い水準に維持したり、追加利上げを検討したりする可能性があります。米金利の上昇はドル買い材料になりやすいため、ドル円を支えています。
日銀の追加利上げ観測が上値を抑える
一方、日本では日銀が9月にも追加利上げを行うとの見方が強まっています。
日本の金利が上がるとの予想が強くなれば、円が買われやすくなります。このため、米国の物価指標が強かったにもかかわらず、ドル円は大きく上昇できていません。
本日の注目材料
氷見野日銀副総裁の発言
本日は、氷見野良三日銀副総裁の講演と記者会見が予定されています。
市場は、追加利上げに対してどの程度前向きな発言が出るかを注目しています。
- 追加利上げに前向きな発言:円買いが進み、ドル円が下落する可能性
- 慎重な発言:円が売られ、ドル円が上昇する可能性
すでに追加利上げを予想する動きが強いため、発言内容が市場の期待に届かなかった場合は、反対に円売りが強まることも考えられます。
20時30分・ECB理事会議事要旨
日本時間20時30分には、欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨が公表されます。
直接的にはユーロが動きやすい材料ですが、ユーロドルの値動きを通じてドル円にも影響する場合があります。
21時30分・米新規失業保険申請件数
日本時間21時30分には、米新規失業保険申請件数が発表されます。
市場予想は20万8,000件、前回は20万6,000件です。
申請件数が予想より少なければ、米国の雇用は底堅いと受け止められ、ドル買いにつながる可能性があります。反対に大きく増えた場合は、米景気への不安からドルが売られることも考えられます。
本日のドル円で意識される価格帯
本日は、次の価格帯が意識されそうです。
- 上値の目安:159円45銭前後、159円80銭前後
- 下値の目安:159円00銭、158円70銭前後
159円45銭前後は前日に上昇が止まった水準です。ここを明確に上抜けると、159円80銭前後が次の目安になります。
下方向では、まず159円ちょうどが意識されます。ここを割り込んだ場合は、今週の安値圏である158円70銭前後まで下落が広がる可能性があります。
ただし、これらはあくまで目安です。要人発言や突発的なニュースによって、短時間で価格が通過する場合があります。
初心者が気をつけたいこと
本日は、経済指標の数値だけでなく、日銀副総裁の発言によって相場が急に動く可能性があります。
発言直後の値動きを見て、慌てて追いかけないことが大切です。
最初の動きと反対方向へ急に戻る「往復相場」になることもあります。発言直後に飛び乗るのではなく、値動きが落ち着き、方向が確認できるまで待つ方法も立派な判断です。
また、現在の159円台は為替介入への警戒が続きやすい水準です。損切り注文を入れずに大きなポジションを持つことは避けましょう。
経済指標と為替の関係を確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。

資金管理や損切りの基本は、こちらで詳しく解説しています。

今後の見通し
本日のドル円は、氷見野日銀副総裁の発言内容によって円が動き、その後は米新規失業保険申請件数を受けてドルが動く展開が考えられます。
日銀の追加利上げに前向きな発言が出れば、158円台へ下落する可能性があります。一方、発言が慎重と受け止められ、米雇用指標も強ければ、159円台後半を試す可能性があります。
ただし、明日28日にはウォーシュFRB議長の講演も予定されています。重要イベントを前に、159円付近で方向感の乏しい値動きが続く可能性も考えておきましょう。
まとめ
2026年8月27日朝のドル円は、159円台前半で推移しています。
米国の物価上昇を受けたドル買いと、日銀の追加利上げ観測による円買いがぶつかり、明確な方向感は出ていません。
本日は、氷見野日銀副総裁の発言と、21時30分の米新規失業保険申請件数に注目です。
発言や指標の直後は値動きが不安定になりやすいため、初心者の方は無理に予想せず、相場が落ち着いてから判断しましょう。
FXおやじも「動いたから入る」のではなく、損切り位置と狙う方向が決まってからエントリーすることを心がけます。
※本記事は2026年8月27日午前9時前後の情報を基に作成しています。為替レートは常に変動します。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。



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